X線を360度全方向から照射し、コンピューターを使って画像処理を行い、体を輪切りにした断面画像が撮影でき、 全身の詳しい検査が可能です。 検査は、ほとんど苦痛をありません。息止めや体を動かさないなどの制約がありますが、通常5~20分で終了します。
検査部位や検査目的によっては、造影剤を用いることにより血管や病巣が 判りやすくなり、正確な診断が可能になります。 当院のCTは80列のマルチスライスCTですので、動きの速い心臓の血管 (冠動脈)も明瞭に描出が可能です。
胸部にある臓器(主に肺・心臓・大動脈など)に異常がないか を調べる検査です。胸部にX線を照射して平面撮影し、肺に異常 な影がないか、心臓の形に異常がないかを調べます。 その他、腹部や骨の異常等、全身の撮影も可能です。