心臓病患者さんが、体力を回復し自信を取り戻し、快適な家庭生活や社会生活に復帰するとともに、
再発や再入院を防止することを目指して行う総合的活動プログラムのことです。
(日本心臓リハビリテーション学会 HPより引用)
医療保険制度による心臓リハビリテーションの対象疾患は、
◯ 狭心症
◯ 心不全
◯ 急性心筋梗塞
◯ 末梢動脈閉塞性疾患( PAD )
◯ 心臓手術後
◯ 大血管疾患
です。
他院で他疾患に対する リハビリ テーションを受けられている方も、
当院のリハビリテーションは受けることもできます。
多くの研究により心臓リハビリテーションには、様々な効果があるとわかっています。
・心臓疾患の再発や突然死が減少する
・血管が自分で広がる能力や自律神経の働きが良くなる
・動脈硬化のもとになる危険因子(高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満)が軽減できる
・運動能力が高くなり、楽に動けるようになる
・不安やうつ状態が改善できる
「運動習慣を身につけ、より安全で快適な生活を送ること」を指針にしており、
当院の心臓リハビリテーションでは、週3回以上の有酸素運動を
20分以上行う事を推奨しています。
まず週3回以上の有酸素運動を実施します。
また並行して一人一人の状態に合わせた、ご自宅で行える安全な運動を指導し、
実行していただきます。
心臓血管疾患を有する方が、ご自宅での有酸素運動を習慣化する事で、
心臓疾患再発予防が出来るように心臓リハビリテーションチームが
一丸となって指導します 。
心臓リハビリテーションを受けられる期間は150日間と定められています。
(※状態によっては医師の判断により中断、継続される場合もあります)