2023年8月より禁煙外来を再開しております。
喫煙は循環器疾患の大きな危険因子の1つであり、禁煙によりそのリスクが大幅に低減します。
喫煙習慣は「ニコチン依存症」という薬物依存症の1つであり、自分1人でタバコを止めるのは容易ではありません。禁煙外来では禁煙補助薬を使用しながら、無理なく禁煙できるように医師や看護師がサポー卜いたします。
以下の4項目すべてに当てはまる場合、禁煙外来を保険適用で受けることができます。
●スクリーニングテストと呼ばれるチェックテストの結果が5点以上の方
●35歳以上で(1日の喫煙本数)×(喫煙年数)=200以上の方
※34歳以下の方は200以内でも保険診療可能となりました。
●今すぐに禁煙することを希望している方
●禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意した方
※保険を使っての禁煙外来の治療は年に1回までとなります。
医療用のニコチンパッチ(ニコチネルTTS)を使用します。
ニコチネルは、ニコチンを吸収させることにより、禁煙時のイライラなどのニコチン離脱症状を和らげる禁煙補助剤です。
標準的な治療(健康保険適用)では、12週間で計5回ご来院の必要があります。
自己負担の総額(3割負担の場合)は、およそ13,000円です(診療費、薬剤費を含む)。