骨粗しょう症とは骨の密度が減少し、中身がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。骨密度のピークは20歳から40歳頃でそれ以降は減少し、年齢とともに骨量が低下すると言われています。高齢になると、ちょっとした転倒でも骨折につながることがあります。これは、加齢とともに筋力が低下し、歩くときなどに足が上がらなくなって転倒しやすくなることに加えて、骨ももろくなっていくためです。高齢者に多い骨折の部位は、太ももの付け根(大腿骨頚部)、手首、背中、肩などの骨です。特に太ものの付け根の骨を骨折すると、立つことや歩くことができなくなり、要介護や寝たきりになる危険が高まります。したがって、骨折による要介護や寝たきり予防のためにも、あらかじめご自身の骨量を知っておくことが大切です。
当クリニックでは骨密度測定(DXA法)により、正確な骨粗しょう症の診断・治療選択を行います。DXA(デキサ)法とはDual Energy X-Ray Absorptiometryの略で、2種類のX線を測定する箇所に照射し、骨と軟部組織の吸収率の差で骨密度の測定をする方法です。被ばく量は極めて少なく、安全性が高いこともメリットです。
■ 閉経後の女性である
■ 背中や腰が曲がったように感じる
■ 体格が細身である
■ 両親のどちらかが太ももの付け根を骨折したことがある
■ 煙草を吸っている
■ 日常的にお酒を飲む量が多い
■ カルシウムを意識した食事をしていない
■ 日光に当たる時間が少ない
■ 関節リウマチ、副甲状腺機能亢進症診断されたことがある
■ 膠原病や慢性腎臓病で通院中である
■ ステロイド薬(服用・吸入など)を使用している
1割負担の方 450円
3割負担の方 1,350円
骨粗しょう症で治療中の方や閉経後の女性の方は、DEXA法による定期的な骨密度チェックをおすすめします。
ご興味のある方はお尋ねください♪